メニュー

ひな祭り―女性の健康を守るために

[2024.03.02]

ひな祭り―女性の健康を守るために

毎年3月3日は、日本の伝統的な行事であるひな祭りが行われます。この日は、女の子の健やかな成長と幸せを願う大切な日ですね。

そこで、子宮頸がん予防について考える機会としてもいいのではないでしょうか。

 

子宮頸がんは、世界中で女性に影響を与えるがんの一種であり、早期発見と予防が非常に重要です。残念なことに、日本ではこのワクチンの接種率が他の先進国に比べて低いのです。

具体的には、他国では平均的に70~80%が接種していますが、日本はわずか14.4%なのです。これは、過去のワクチンに関する誤情報や不安が原因で、接種をためらう女性が多いためです。女性の生命と健康を祝うこの日をきっかけに、子宮頸がんワクチンの重要性について考え、情報を共有してみませんか?

 

女性自身の健康だけでなく、家族や社会全体の健康を守るためにも役立ちます。子宮頸がんは、主にヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされることがわかっています。HPVはごく一般的なウイルスであり、性的接触によって伝播します。しかし、HPVワクチンは、このがんの主な原因となるウイルスに対し強力に予防してくれます。ワクチン接種の推奨年齢は、性的活動を開始する前が理想的ですが、それ以降でも接種することで一定の保護効果を期待できます。

 

日本では、中学生の女の子を対象として無料のワクチン接種が行えますが、その利用率を上げるために、「正確な情報」を医師と相談しましょう。親や保護者、教育関係者、そして社会全体が一丸となって、女性の健康を守るための取り組みを支援し、推進していきましょう!

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME