血圧
高血圧は一般的な疾患として医療機関に定期的に通院されている方は多いと思います。
そして、受診する際に血圧を測ったり、自宅での血圧を記録するように指示されている方も多いと思います。
その血圧ですが、〇/△mmHgと表記されていますね。この表記は何を意味しているのでしょうか。
〇の方を収縮期血圧、△の方を拡張期血圧と呼びます。
収縮期血圧とは、心臓が収縮して、血管に強い圧力がかかっている状態の値。
拡張期血圧とは、心臓が拡張して、心臓内に血液をため込む期間の値です。
また、上の血圧と下の血圧の差が大きいのは危険なの?ということを思う方もいらっしゃいます。
上の血圧と下の血圧の差のことを脈圧と呼びますが、この差が大きいと大動脈の動脈硬化が進んでいると言われます。
動脈硬化は、加齢とともにどうしようもないことではありますが、生活習慣改善で進行を遅らせることもできるため、
ぜひ、気になる方は禁煙、運動、適正体重など一つ一つ改善してみましょう。